大盛況の2023年ドルフフェスト!

多くの方々にお越しいただけました!

2023年9月9日(土)、ドイツ国際平和村は、コロナ規制の時期を経て4年ぶりにドルフフェストを開催しました。多くの方々が、ドイツ・オーバーハウゼン市「Rua Hiroshima(ヒロシマ通り)」にある子どもたちの施設にお越しくださいました。

4年ぶりの開催だったため、ドイツ国際平和村スタッフたちは、多くの人々に楽しんでいただけるだろうかという不安がありました。当日、その不安はすぐに消え、多くの出会いの機会、舞台発表への喝采、700個の春巻きの完売などが表すように、ドルフフェストは大盛況でした。

フードトラック、物品販売スタンド、フェイスペインティング、工作スタンド、カンボジア原産の胡椒、バラの花のスタンドなど、様々なスタンドを訪問者は楽しんでいました。子どもたちは、空き缶ボール当てゲーム、滑り台、工作を楽しみ、また舞台発表に魅入っていました。

特別なお祭り

ドイツ国際平和村が受け入れているアフガニスタンの男の子たちによる、アフガニスタンダンスの発表もあり、訪問された方々を魅了していました。じっくり見てみると、その男の子の中には、補高靴を履いていることに気付いたかもしれません。やけどにより指がなかったり、適切に治療されずに固まってしまった関節を持ちながらも、一生懸命に空き缶ボール当てゲームや工作をしている子どもたちに出会ったかもしれません。ダンスしたり、遊んだり、かけっこしたり。子どもたちにとっては日常ですが、ドイツ国際平和村を初めて訪れる方にとっては、見慣れない光景かもしれません。しかし、このケガや病気を抱えた子どもたちが表すメッセージは、生きることへの絶え間ない意志と喜びです。「ドイツ国際平和村を支援してくださっている方々や訪問者の方々が、子どもたちと出会い、このメッセージを体験いただくことを、私たちは大切にしています。だからこそ、ようやくドルフフェストが開催でき、多くの方々に私たちの活動の一端を知っていただけたことを大変嬉しく思います。」とドイツ国際平和村代表ビルギット・シュティフターが言います。

ライブミュージックの夕べ

今回のドルフフェストでは、休憩をはさみ、夕刻からライブ音楽の演奏もありました。ドイツ国際平和村の本部事務所のあるディンスラーケン市のバンド「FUD`iES」の皆さんが、様々なジャンルの音楽で盛り上げ、ドルフフェストの1日は心地よい中終わりました。多くの方々から「ドイツ国際平和村の活動を忘れていない」というメッセージをいただき、またドルフフェストの収益を今後のドイツ国際平和村の活動に生かせていけることを、ドイツ国際平和村スタッフ一同、喜んでいます。ありがとうございました。

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