ピース・イン・ポット2019を開催しました

ピース・イン・ポット2019を開催しました
―ニチバン株式会社からの寄付贈呈式―

ドイツ国際平和村の夏祭り「ピース・イン・ポット」を開催しました。

毎年恒例となった夏祭り「ピース・イン・ポット」ですが、今年は平和村施設での夏祭りに加え、平和村近郊の町フォアーデのライン川に面したレストランで、3日間にわたる平和村チャリティーライブも開催されました。
7月6日に開催された平和村施設での夏祭りの舞台プログラムでは、ドイツ国際平和村の子どもたちが何週間にもわたって一生懸命練習した歌や踊りを発表しました。また、ピエロのプッピのジャグリングや様々な出し物には、ドイツ国際平和村の子どもたちやお祭りに来てくれたお子様たちが夢中になっていました。プログラムには、その他、デュースブルク市の子ども合唱団の発表やアフリカ太鼓の演奏もありました。アフガニスタン出身の歌手ティモが率いるグループの歌には、ドイツ国際平和村のアフガニスタンの子どもたちの多くが、懐かしい母国のメロディーにのせて、一緒に踊り、歌いました。「子どもたちにとって、母国や母国を感じさせる音楽などは、とても大切だということが分かります。重いケガや病気を抱えていても、生きる喜びに満ちた子どもたちの様子を会場にいた方々が感じることができたのではないでしょうか。」と、ドイツ国際平和村スタッフのクラウディア・ペップミュラーが言います。会場では、様々な国の食べ物や小物を販売しているスタンドを楽しむ人たちの姿も見られました。今年は、キャノン・ドイツ社の提供によるフォトスタンドもあり、 そのすぐ隣では撮影した写真を入れるための手作り写真立てを工作するスタンドが設置されていました。

お祭りを開催した7月6日はドイツ国際平和村の設立日でした。ドイツ国際平和村は今年で設立52年となりました。ドイツ国際平和村は、設立した日を記念しお祝いすることはありません。というのも、ドイツ国際平和村のような施設が必要とされない世界になることを願っているからです。このような願いをもって活動するドイツ国際平和村を支援しようと、日本の企業、ニチバン株式会社が、ドイツ国際平和村が必要とする医療用製品を半年毎に寄付すると名乗り出てくれました。今回の「ピース・イン・ポット」に際し、第1回目のご寄付を届けてくれました。そして、お祭りのプログラムの中で寄付贈呈式を行いました。ニチバン株式会社からのご支援に心より感謝申し上げます。

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