第64回アンゴラ援助飛行終了

第64回アンゴラ援助飛行終了

2018年11月16日(金)、第64回アンゴラ援助飛行のためアンゴラ現地入りしていたドイツ国際平和村スタッフが、ドイツで治療を受ける予定になっているケガや病気を抱えたアンゴラの子どもたちを連れて、ドイツへ戻りました。

11月14日(水)には、約50人の治療を終えた子どもたちがすでにドイツからアンゴラへ帰国しました。

ドイツ国際平和村のスタッフとアンゴラ現地パートナー団体「Kimbo Liombembwa」のスタッフが、40人を越える子どもたちに付き添い、デュッセルドルフ空港に到着したのは、早朝でした。かなり冷え込む中、赤十字の救急隊員やドイツ国際平和村スタッフが子どもたち一人ひとりに毛布を与え、毛布に包まれた状態で待機していた救急車やオーバーハウゼン交通社のバスに移動しました。ドイツ赤十字やバイエルン赤十字の救急車は、子どもたちを乗せ、ドイツ各地の病院へ向かいました。緊急に必要な治療がこれから始まります。救急車ではなく、オーバーハウゼン交通社のバスに乗った子どもたちは、一旦、ドイツ国際平和村の施設にやってきました。

ドイツ到着後のミーティングで、現地入りスタッフは、何も変わっていないアンゴラの医療の現状、大多数のアンゴラの人々にとっての窮状を報告しました。「首都ルアンダからかなり離れた地方から、ある女の子が面会に来ました。彼女は、1年以上も前から骨髄炎を患っていましたが、一度も医療を受けたことがありませんでした。特に医療インフラの面で、アンゴラの新大統領が改善を試みていってくれることを切に願います。」 また、嬉しい報告もありました。それは、以前、援助飛行で渡独し治療を終えて帰国した「かつての子どもたち」との再会です。「それぞれの子どもたちは、青年へと成長し、職業に就いたり、家族を育んだりしています。胸が熱くなるような気持ちがこみ上げてきます」と報告しました。

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