第63回アンゴラ援助飛行

第63回アンゴラ援助飛行

5月11日(金)、ケガや病気を抱えた子どもたちが、チャーター機でデュッセルドルフ空港に

到着しました。その中の数名の子どもたちは、空港から救急車で直接病院へ移動します。その他の子どもたちは、バスでオーバーハウゼン市に移動し、入院の日まで施設で過ごします。この子どもたちに付き添ったのは、ドイツ国際平和村スタッフのケビン・ダールブルフとナタリー・ヴィッテです。彼らはアンゴラへの援助飛行のために、2週間アンゴラに滞在していました。

「アンゴラの医療状況は、貧困層にとって、何も変わっていません。」と、ドイツ国際平和村の副代表ケビン・ダールブルフは言います。現在、ドイツでは財政難やスタッフ不足のため、協力病院の数が減少しています。治療が必要な子どもたちへ医療援助を提供できない状況に、ドイツ国際平和村スタッフ一同、ジレンマを感じています。

ドイツ国際平和村スタッフのボランティア医師、トビアス・ベクステン医師は、このような状況を以下のように話しています。「今回、ドイツでの医療援助を受けられる子どもたちが少ないとしても、この子どもたちにとっては、元気になるためのとても貴重な機会なのです。」

援助飛行では、以前ドイツ国際平和村で援助を受け、元気に生きるチャンスを得た「かつての子どもたち」がたくさん手伝いに来てくれます。

例えば、ジョゼです。彼は、10年以上前から、ドイツ国際平和村のアンゴラ現地パートナー団体Kimbo Liombembwaのスタッフです。1999年、ジョゼは骨髄炎の治療のため、ドイツへやって来ました。30歳となった彼は現在父親になり、現地アンゴラで援助を必要としている子どもたちのために活動を続けています。ジョゼは、多くの子どもたちが抱く「元気になったら、母国の他の子どもたちを助けたい」という想いを実現したのです。もしかしたら治療を終え、今回母国へ帰国した子どもたちの中にも、彼と同じ道を進む子がでてくるかもしれません。

アンゴラは、人口の40パーセントが今なお貧困層だという現状を抱えています。ドイツ国際平和村は新大統領ジョアン・ローレンソ氏のもとで、医療面をはじめとして人々の暮らしが改善されていくことを願います。

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