「まずは、待合室へ」

「まずは、待合室へ」 ドイツ国際平和村のリハビリセンターでの1日 朝9時。まだリハビリセンターの中は静かです。ジルヴィアが待合室で、カードゲームとお絵かきに使う画用紙やペンを用意しています。「ステンシルセットが子どもたちにとても人気なの。」と、ジルヴィアが言います。ジルヴィアは長年子どもたちと触れ合ってきて、子どもたちの活発さも知っています。男の子たちは特にそうです。「厳しくならなくちゃいけないことだってあるのよ」と、ジルヴィアはくすりと笑いました。その活発な子どもたちがリハビリセンターにやってくる時間が近づいてきました。