インターン/住み込みボランティア

~キッチン・洗濯場より~(2019年)

キッチン・洗濯場の仕事内容は?

主に、毎日3食約150人分の食事の提供、子どもたちの服やベッドシーツの洗濯、そして、定期的に施設で行われる催し物の際の食事やコーヒーの提供です。シフト制で業務にあたり、基本的に早番は3人(うち1人洗濯場担当)+登録ボランティアさん1~2人、遅番は2人で対応しました。キッチンだと、ひたすらたくさん野菜を切る仕事のイメージがあるかもしれませんが、登録ボランティアの方々がその役割を担っているので、包丁を使わない日も度々ありました。

子どもたちの食事はおおよそこんな感じです。

朝···パン、ジャム、クリームチーズ、フルーツヨーグルト、フルーツティ、牛乳

昼···サラダ、メイン料理、果物

夕···パン、クリームチーズ、野菜スティック、フルーツヨーグルト、フルーツティ

 

ドイツ国際平和村でボランティア/インターンをしようと思ったきっかけは?

以前から途上国支援に興味があって、平和村の活動にも興味を持っていました。日本で仕事を辞めた際、年齢的にも今が最後のチャンスと思い、思いきって応募しました。また、ドイツに住みたいと思っていたので、以前学んだドイツ語のブラッシュアップや就職活動もしやすくなると考えたのも、応募動機の1つです。

キッチン・洗濯場を希望した理由は、子どもの日常に添えられるか聞かれると少々不安がありましたが、身体は丈夫な方で力仕事もあまり苦にならないからです。特に料理が好きだからというわけではなく、自分にはキッチン・洗濯場が一番合っていると思いました。

 

インターン中にやりがいを感じた瞬間は?

元気になってうれしそうに空港へ向かう子どもたちを見送った時です。キッチンの仕事では、自分の作ったサラダを子どもたちがよく食べてくれた時はうれしかったです。

 

インターン期間中、大変だと思ったことは?

寮での共同生活が自分には合わなかったことです。キッチン・洗濯場の仕事では、階段の上り下りが多く、足が疲れることが多かったです。地下一階に業者用出入口、倉庫、冷蔵室、冷凍室、洗濯場、一階にキッチン、冷蔵室、食堂があります。荷物用の昇降機があるので重い荷物をもって移動することはあまりないですが、なにかと行き来が多いです。

 

ドイツ国際平和村の活動を通して得られたことは?

活動を通して、子どもたちの母国について、支援活動について、社会貢献活動について等々、幾度となく考え学ぶ機会がありました。そうした経験すべてが私の財産になっていると思います。活動を終えて数年経った今でも、アフガニスタンなど子どもたちの母国のニュースは、子どもたちの顔が浮かんで身近に感じ、注視しています。

 

活動に参加してみようと考えている方へのメッセージを!

ドイツ国際平和村の活動に興味をもっているけど、子どもとの日常生活に不安がある方は、キッチン・洗濯場でのボランティアはオススメです。キッチン・洗濯場はパワフルなおば様スタッフが多く、インターン生やボランティアをとてもかわいがってくれます(笑)。

キッチン・洗濯場で活動して、子どもたちが平和村施設で生活する上で欠かせない大切な仕事に関われてよかったと思っています。また、より多くの方にキッチン・洗濯場のインターン(住み込みボランティア)に参加してもらえたらと願っています。​

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