8月19日「世界人道デー」

人々が尊厳とともに生きられるように

世界中では、多くの人々が人道支援を必要とする状況にあります。国連によれば、2022年に人道援助を必要とする人々は、約2億4700万人に上ると報告されています。これは、世界全人口の29人中1人(2021年は、33人中1人)という計算になります。8月19日、世界人道デーに際し、様々な危機や紛争による困窮状況から抜け出すことができない人々の存在を認識し、支援や保護が行き届くことなく亡くなってしまった人々への追悼を表現するとともに、困難な状況下にいる人々の苦しみを和らげ、命を救う活動をしている人々に目を向ける日にしたいと思います。

「危機や紛争状況下にあっても、人々が尊厳とともに生きることができるように」 これは、人道援助の根底にある思いです。2022年8月現在、ドイツ国際平和村スタッフがアフガニスタンに現地入りしています。アフガニスタンの大多数の人々にとって、尊厳とともに生き延びることはほぼ不可能です。経済的に隔離されたこの国で、約2440万人(このうちの14歳までが1310万人)が、人道援助団体の支援を必要としています。飢えと失業により、アフガニスタンの家族の生死は脅かされています。アフガニスタン人道危機の状況は、日々悪化しています。さらに、今年6月に地震が襲ったアフガニスタン東部のパクティカ州とホースト州では、特に人道援助が必要とされています。

人道援助の根底にある思いを忘れず、ドイツ国際平和村は活動を続けていきます。

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