アフガニスタン―人道危機の深刻化

アフガニスタンへの食糧支援

アフガニスタンの人道危機は深刻です。他国からの駐留軍が撤退し、今年8月にタリバンが政権を掌握しました。数か月も続く干ばつの影響も受け、国民の食糧事情は緊迫しています。アフガニスタンの人口のほぼ半分は、飢餓状態に陥りかけています。地方から数万人もの人々が首都カブールに避難し、早急な支援を必要としています。

「アフガニスタン現地パートナー団体は、人々の困窮状態を強く訴えています。」とドイツ国際平和村代表、ビルギット・シュティフターは言います。「職に就けていたとしても、給与が支払われていません。人々は、家族・子どもに食べさせるために、数少ない所持品を売って、現金を得ようとしています。」と、パートナーは続けます。

この度、ドイツ国際平和村は、現地パートナー団体である赤新月社と協力して、食糧支援を実施します。赤新月社は、12月に、小麦粉、米、乾燥豆類、砂糖などの基礎食品を詰めた2000箱を、特に困窮している家族に配布する予定です。一箱は約120㎏の重量で、一家族を少なくとも1か月は支えることができるでしょう。ドイツ国際平和村のアフガニスタンでの現地プロジェクトの一つ、「マラストゥーン(平和のための共同体)」もこの支援を受けます。マラストゥーンには、シングルマザーやその子どもたち、孤児、心身に障がいを持った人々、身寄りのないお年寄りが生活しています。約100ユーロで、1箱分が準備できます。この食糧援助アクションは、全て寄付金によって行われます。

写真:©Uli Preuss

【寄付金口座】
三菱UFJ銀行 本店 普通口座
口座番号:0152887
口座名:ドイツヘイワムラ

【つながる募金】(ソフトバンク社会貢献募金プラットフォーム)
寄付方法選択画面:
https://www.softbank.jp/corp/csr/information-society/area/bokin/list/?id=648

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