ナゴルノ・カラバフ紛争の犠牲者への支援

緊急医療支援セットを届けました。

2020年9月末、ナゴルノ・カラバフの帰属をめぐり、アルメニアとアゼルバイジャンの対立が激化しました。何千人もの人々が、故郷を離れなければならず、また多くの市町村が破壊されました。多数の子どもたちを含む一般市民が負傷し、死者もありました。数週間にわたる激戦の後、11月9日、ロシアの仲介の下、アルメニアとアゼルバイジャンは停戦協定を結びました。この条約によるとアルメニアは、ナゴルノ・カラバフの都市(カルバジャル、アグダム、ラチン)をアゼルバイジャンに返還することになりました。

「アゼルバイジャンとアルメニア、双方の市町村が破壊され、多くの犠牲者が出ました。どの戦争も死をもたらすだけです。」とドイツ国際平和村のアルメニア現地パートナー、バルジャン氏が強調します。特に非道なのは、今回の44日間戦争で、クラスター爆弾と白燐弾が一般市民に向けて使用されたことです。国際人道法では、クラスター爆弾の使用を禁止しています。ドイツ国際平和村も、この武器が使用されたことを大変遺憾に思います。クラスター爆弾が一つだけでも投下されれば、広範囲に被害をもたらし、人々を負傷させます。白燐弾の使用も、ジュネーブ条約の追記事項にて禁止されています。白燐弾に含まれる有害物質は、衣服を透過し、骨まで焼いてしまいます。結果、重度のやけどを負い、多くの場合、死に至ります。

ドイツ国際平和村は、ナゴルノ・カラバフや国境地帯から非難した人々、特に子どもたちのため、現地の医療をサポートするアクションを実施しました。アルメニアの首都エレバンを含むアルメニア各地の医療施設では、傷ついた子どもたちやその家族の医療手当をするにも、包帯類や医薬品など医療物資が不足している状況です。加えて、長引くコロナ・パンデミックにより、医療は崩壊状態にあります。「エレバンのアルメニア現地パートナー団体に、ドイツ国際平和村は、緊急医療支援セットを5セット届けました。1セットあたり、約1万人の人々に、医療を提供することができます。この緊急医療支援セットは、パートナーを通して、緊急に医療手当が必要な人々を抱える様々な都市の病院や小児病棟へ分配されます。」と、ドイツ国際平和村共同代表、ビルギット・シュティフターが説明しました。

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