新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大

新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大
ドイツ国際平和村の対策と新たなる課題

ドイツ国際平和村は1967年の設立当時から、紛争や危機的状況にある地域のケガや病気を抱えた子どもたちへ、ドイツでの医療を提供してきました。新型コロナウイルスは、ドイツ国際平和村の様々な活動分野にも大きな影響を与えています。ドイツ国際平和村の子どもたちやスタッフへの感染リスクを最小限に抑えるため、ドイツ国際平和村施設への訪問を見合わせていただく決定をしました。また、ドイツ国際平和村の子どもたちに対しては、衛生教育をさらに強化してきます。子どもたちは、感染症を予防するために、正しい手洗いや消毒をすることの大切さを学んでいます。

3月に予定されていたウズベキスタンとキルギスへの視察・訪問も、入国制限が強化されたため、中止を余儀なくされました。本来なら、今年8月に予定されているアフガニスタンと中央アジアへの援助飛行で、ドイツでの医療援助を受けるケガや病気を抱えた子どもたちとの面会を行う予定でした。現在の状況が世界的にさらに悪化すれば、5月に予定しているアンゴラへの援助飛行にも大きく影響することでしょう。
加えて、この世界的な感染拡大が寄付減少にも繋がり、危機的状況が続く地域の人々への援助活動が危険にさらされるだろうと予想しています。

写真:Jakob Studner

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