15年前のスリランカ津波被害

15年前のスリランカ津波被害
~ドイツ国際平和村の支援~

2004年12月26日、今から15年前にスリランカを津波が襲いました。当時、ドイツ国際平和村は、NGO団体としては最も早くスリランカへ援助を届けることができました。12月30日にデュッセルドルフ空港を飛び立ったIl-76(イリューシン76)機は、60トンの援助物資を載せ、スリランカへと向かいました。当時の代表ロナルド・ゲーゲンフルトナーは、この事態に迅速に対応し、オランダから緊急医療キットという救急対応の医薬品や医療品セットを購入しました。この緊急医療キットにより、20万人が約3か月間、基礎的な医療処置を受けることができました。その後も、この緊急医療キットは、近くの村やインド近辺の津波被害を受けた島々の人々へのファーストエイドとしても役立ちました。これらの支援物資を載せたトラックは、数日でスリランカ北東部の遠い村まで到着することができ、多くの人々の命を救いました。加えて、その翌週には、2回目の支援として、再度150トンほどの援助物資を、スリランカへ届けました。

2004年12月26日8:40~9:10の間に、津波が多くの村を襲い、多くの人が津波の犠牲になりました。ドイツ国際平和村のスタッフにとって、遠く離れた村や内戦が行われている地域への支援が何よりも重要でした。しかし、それらの地域への支援は危険も伴っていました。当時、東海岸では、まだ戦闘状態であり、その上、排水問題や地雷が援助活動を困難にしていました。ドイツ国際平和村は、3回目の援助物資輸送として、ボーイング747機をチャーターし、浄水器や抗生物質、鎮痛剤、それに肝炎、チフス、破傷風のワクチンを現地へ届けました。

当時、ドイツ全土の様々な方々から、ドイツ国際平和村へ物資の寄付や寄付金が集まりました。そのおかげで、この援助物資支援を遂行することができました。

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