子どもたちが健康に生きる権利

子どもたちが健康に生きる権利
― 「世界子どもの日」に際し ―

今から30年前、1989年11月20日、国連の「児童の権利に関する条約」が採択されました。

11月20日は、「世界子どもの日」として定められ、子どもたちの権利を守ることを喚起する機会になっています。どこで育ち、どこで生きているかに関わらず、すべての子どもたちに、健康に生き、それを保護される権利があります。

この権利は残念ながら、世界中で守られているわけではなく、子どもたちの中には、暴力、貧困、機会の不平等にに苦しむ子どもたちもいます。国連は、2018年に紛争や暴力の犠牲になった子どもたちの数がさらに増加し、世界中で1万2千人が犠牲になっていると報告しています。その多くがアフガニスタンで、負傷、死亡しています。ドイツ国際平和村は、アフガニスタンへも30年以上支援を行っています。また、最近行ったアンゴラの子どもたちへの援助飛行の際も、アンゴラでは、医師の診察や医薬品だけでなく、清潔な水や十分な栄養すら手に入れられない子どもたちが非常に多いと現地入りしたスタッフが伝えています。それゆえ、ケガや病気が悪化し、母国では治療できない症状に苦しむ子どもたちが数多くいるのです。ドイツ国際平和村は52年以上、紛争や危機に瀕している地域のケガや病気を抱えた子どもたちに、ドイツでの治療の機会を提供してきました。また、子どもたちがいつか母国で治療を受けることができるようにという長期的な視野を持って、母国での医療インフラを改善する現地プロジェクト活動にも取り組んでいます。

「世界子どもの日」に際して、ドイツ国際平和村は、紛争や危機に瀕している地域の子どもたちの状況を改めて喚起します。平和で、より公正な世界を目指し、子どもたちが適切な医療を受けることができるよう、ドイツ国際平和村はこれからも活動を続けていきます。

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