ウズベキスタン・パートナーにインタビュー

ウズベキスタン パートナー
ジョマボイ・ヌロフ医師にインタビュー

【どのような経緯でドイツ国際平和村とともに活動するようになったのですか?】

2002年、アフガニスタンを離陸するドイツ国際平和村のチャーター機が、ウズベキスタンの上空を飛行しなければならなかったため、ウズベキスタン大使館にその許可申請が提出されました。そのチャーター機がどのような目的で使用されるか知った大使館は、ウズベキスタンの子どもたちも支援を受けることができないか検討するようになりました。その際に、大使館が、今日のドイツ国際平和村の現地パートナー団体„Stiftung für eine gesunde Generation“(健康な世代のための基金)と連絡をとったのがきっかけです。

【あなたにとって、ドイツ国際平和村との活動はどのような意味を持ちますか?】

ドイツでの治療を受け、元気になって母国に帰国した子どもたちは300人以上もいます。また、2003年には、子どもたちが母国で治療を受けられることを目的に、ドイツ国際平和村の現地プロジェクト活動を開始しました。2015年には、407人の子どもたちが、母国ウズベキスタンで、口腔外科手術、形成異常に対する整形外科手術、それにやけどの治療を受けました。計4千人以上もの子どもたちの手術を、ドイツ国際平和村の現地プロジェクト活動により行うことができました。その他、心臓疾患の子どもたちのための

 

プロジェクトもあります。このプロジェクトは、ドイツ国際平和村が資金援助し、ウズベキスタン政府の協力も得られています。将来的には、活動内容を増やしていく予定です。長年、ドイツ国際平和村とともに活動し、子ども一人ひとりに対応してきました。ドイツ国際平和村との活動一つひとつが、私にとって大きな意味を持ちます。

【特に印象に残っている子どもはいますか?】

かつてドイツで治療を受けていたマーカムです。現在は、大学で国際関係を専攻しています。彼は優秀な学生で、今もドイツ語を上手に話します。マーカムはドイツで、脚の治療のため12回もの手術を受けました。彼の他にも、かつてドイツ国際平和村の治療援助を受けた2人が、大学で外国語を専攻しています。このようなポジティブな例はまだ他にもたくさんあります。

【将来に何を望みますか?】

これからもドイツ国際平和村と協力して活動していけることを祈っています。

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