
子どもたちの学びの時間
リペアカフェ(修理カフェ)で活動するクリストフさん
小さなことが大きな変化をもたらすことがあります。自転車のチェーンに少し油を塗ったり、タイヤを繕ったり、ねじを締めなおしたり。自転車の小さな手入れ、小さな補修を、ドイツ国際平和村の子どもたちが自ら行い、技術を学びます。これらの作業は、子どもたちの未来を変えていきます。クリストフ・グローニックさんのおかげで、ドイツ国際平和村に寄付された自転車の修繕がなされただけでなく、子どもたちが実践の学びと成功体験を得ています。
クリストフさんは、知識欲旺盛なドイツ国際平和村の子どもたちと一緒に自転車を修理しました。クリストフさんは、工具を片手に、忍耐強く、子どもたちの声に耳を傾け、彼らをサポートしていました。子どもたちは、自転車が再び走行可能になると「学びが、達成につながる」という大切な成功体験を実感することができました。「修理の仕方を学ぶこと」は、ドイツ国際平和村の子どもたちにとって、とても大切な学びの時間です。
「クリストフさんが自転車の整備や修理を手伝ってくれることは、私たちにとって非常にありがたいことです」と、ドイツ国際平和村の学びの場のスタッフ、カルメンが言います。「サステナビリティの観点から、壊れた自転車を修理して再び使用できるようにするということだけでなく、子どもたちは感謝の気持ちを学び、小さな修理を自分で行うことを学びます。このことはきっと彼らの人生に役立つでしょう。そして、彼らは共に同じ達成感を味わうことができるのです。」
学びの場では、自転車が重要な役割を果たしています。自転車免許の取得は大きな話題になっていて、単に運動のためもありますが、自信をつけることにも役立っています。これらの自転車は、交換されるのではなく修理することで、サステナビリティを実践しています。さらに、それはドイツ国際平和村という共同体を高めあう実践でもあります。
クリストフさんは、若い頃からネジが大好きでした。彼の父親は、車を路上に駐車し、息子とその友達が自転車を改造するためにガレージを空けてくれていました。それから何年も経った今、彼自身の子どもたちも大人になりました。クリストフさんは、何か還元できることをしようと意識的に決めました。「もちろん、若い頃とは人生の見え方も変わりました。今は素晴らしい妻と子どもたち、そして素晴らしい人生があります。何かしらの恩返しができることが、私にとって重要なのです。」と彼は言います。
クリストフさんは、リペアカフェでも活動しています。リペアカフェの人々と共に、無駄を減らし、持続可能な修理文化、つまり、修理しなければ捨てられてしまうかもしれない物たちのために活動しています。そして、まさにこの活動が、彼のドイツ国際平和村でのボランティア活動のきっかけとなりました。
また、ドイツ国際平和村では、物以上に、知識の伝承、学びを重要視しています。「私は何かができる。私はそれを成し遂げることができる」という感覚です。修理された自転車が再び中庭を走り回ることは、技術的な成功だけではありません。それは、子どもたちにとって、また平和村という共同体にとって、すべての人が自分の力で変化を起こすことができるという考え方にとって、小さな勝利なのです。
この約6か月間、リペアカフェのクリストフさんから自転車修理の方法を学んだ子どもたちは、無事この修理教室を終え、参加証明書をもらいました!加えて、子どもたちが帰国時に母国に持って帰れるように、自転車修理セットのご寄付もいただきました。次回の修理教室に参加する子どもたちも決まっています。

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