ブログ:第75回アンゴラ援助
ドイツでの治療を必要としている子どもたちとその家族との面会をするため、2025年5月9日(金)から、アンゴラの首都ルアンダにドイツ国際平和村スタッフが現地入りしています。その様子をこちらでお知らせします。
【2025年5月19日 アンゴラ・ルアンダ】
ドイツでは、治療を終えた子どもたちの帰国準備が進む中、彼らの母国アンゴラでは、ドイツでの治療を必要としている子どもたち59名の渡独の最終段階へと入りました。アンゴラ現地パートナー団体のスタッフが、渡独した際にすぐに活用できるジェスチャーを教えます。トイレに行きたいときや痛みがあるときなど、必要最低限のやりとりができるよう簡単なジェスチャーを一人ひとり一生懸命学んでいました。
【2025年5月13日 アンゴラ・ルアンダ】
援助飛行の際の素敵な出来事といえば、かつての子どもたちとの再会です。以前、ドイツ国際平和村の支援を受けたエスタ、アンジェリーナ、マリアに会うことができました。エスタ(既婚者になっていました!)とアンジェリーナは、再度ドイツでの治療が必要なマリアの面会に付き添いとしてやってきました。子どもたちの成長を確認でき、とても嬉しい気持ちになりました!
【2025年5月12日 アンゴラ・ルアンダ】
ドイツ国際平和村のスタッフたちが、以前ドイツ国際平和村で治療を受けたジョゼファと再会したと嬉しい報告が届きました。成長して元気に過ごしていると家族から聞き、とてもほっとしました。今回の訪問は、成長して大きさが合わなくなってしまった義足の件を伝えるためでした。もう一度ドイツへ行かなければならないと思い、面会に訪れたそうです。ドイツ国際平和村が協力している整形外科センターがアンゴラの首都ルアンダにあり、ドイツに来なくても新しい義足をそこで受け取れるとジョゼファに伝えると、とてもほっとしていました。
【2025年5月11日 アンゴラ・ルアンダ】
ドイツ国際平和村スタッフのビルギット・ヘルムートとライッサ・ノイマンが3日前にアンゴラへ飛び立ちました。来週予定されているチャーター機を利用したアンゴラへの援助飛行の準備のためです。現地では、アンゴラの現地パートナー団体「Kimbo Liombembwa」と協力し、ケガや病気を抱えた子どもたちの面会をしました。
3日目の今日は、アンゴラのマランジェ州へ移動し、病院を視察しました。アンゴラには先天性内反足の子どもが多くいます。治療を施さないと、生涯、いろいろな面を支障を伴い、年齢を重ねるにつれて、歩くことが困難になります。
残念ながら、この症例に関して、ドイツでの治療はますます限られてきています。ドイツ国際平和村は、アンゴラの病院と協力して、現地での内反足の治療が可能になることを目指しています。
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