アフガニスタン現地プロジェクト視察

ドイツ国際平和村スタッフが、アフガニスタンでの新しい現地プロジェクト活動計画をドイツに持ち帰りました。​

2025年6月後半、ドイツ国際平和村スタッフとジャーナリストのヤン・イエッセン氏が、アフガニスタンに滞在していました。この滞在の目的は、現在進行中のプロジェクト視察と、現地パートナー団体「アフガニスタン赤新月社」のスタッフと、緊急に必要とされている支援についての話し合いでした。

養鶏プロジェクトの更なる展開

アフガニスタン・バグラーン州で2024年に開始した養鶏プロジェクトのその後の様子を伺いました。今年4月にも、追加で1000世帯、特に片親家庭を中心に、1世帯につき9羽の雌鶏と1羽の雄鶏を、現地パートナー団体の力を借りて分配しました。​受け取った人々からは、日々の栄養摂取として活用されていること、希望を持てるようになったこと、「忘れられていない」という感情に包まれること、子どもたちが動物の世話を楽しめること、将来への展望が持てたこと、といったポジティブな報告を受けました。このようなメリットをより多くの家族に届けるために、ドイツ国際平和村は2026年、カブールの近くに養鶏場を建設する計画を立てました。このプロジェクトを実現させるため、この計画について現地パートナーたちと話し合うことができました。

バグラーン州のある小さな村アグリ村では、2025年初頭、ドイツ国際平和村の資金援助により建設された井戸の使用が開始されました。近郊4つの村の人々が、清潔な水を手に入れることができるようになりました。この4つの村から、14村に広がり、需要は拡大しています。今年、洪水の被害を受けた地域に、さらなる井戸を建設予定で、復旧の手助けにもなることを予想しています。飲料、衛生のための水はもちろんのこと、家屋用にレンガ作るためや、畑や菜園へ水を供給できます。

移動式クリニックの計画

清潔な水に加え、過疎地の小さな村々では、特に基礎医療の供給が課題です。そこで、「移動式クリニック」が救済措置になりえます。治療を受けることができない、特に子どもたちに基礎医療を提供できます。適切に洗浄されないがゆえに骨髄炎を発症させてしまうかもしれない傷の初期治療、予防接種、診察、感染症の治療などが行われます。自然災害時には、早急に村々に向かい、医療対応を行います。移動式クリニックの医療従事者は、現地パートナー団体が選任します。「実際の生活環境の中で、人々と会い、対話し、人々が必要としていることに耳を傾けることの重要性を何度も経験してきました。」と、ドイツ国際平和村代表ビルギット・シュティフターは言います。そうすることで、人々の生活の現実に沿った形で、本当に必要な支援を届けることができます。

移動式クリニックでの診察後、規模の大きい手術が必要とされる場合、子どもたちは病院に行きます。多くの家族がその手術費用を負担することはできません。そこで、ドイツ国際平和村は、カブールの更なる2軒の病院での手術を支援することにしました。2023年以降、ドイツ国際平和村はアフガニスタンにおいて、現地手術プロジェクトを進め、ケガや病気を抱えた子どもたちへ支援を届けてきましたが、この度、泌尿器科の手術にも支援を広げることができました。

洪水被害を受けた村の学校校舎の改修

アグリ村の外れにある学校を視察しました。その学校の教室や衛生設備の改修工事を行いました。「設立から25年たった学校は、以前の面影がないほど変わりました。昨年11月に訪れた時は、教室にはカビが発生し、全ての窓が壊れていました。児童が病気を引き起こしてしまう状態でした。」と、ドイツ国際平和村スタッフ、クラウディア・ペップミュラーが語ります。今回現地入りしたスタッフは、この改修された学校の様子を見て安堵しています。改修後、約100人ほど児童が増え、現在約850人の児童がこの学校に通っています。

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