ウガンダの子どもへの医療援助

ドイツ国際平和村は、ウガンダからドイツでの治療を必要としている子どもを受け入れました。

ドイツ国際平和村は、1991年にもウガンダから子どもを受け入れたことがありますが、約30年ぶりに再び子どもを受け入れ、ドイツでの治療を提供します。ジョエルは、母国ウガンダでは治療が困難な病気を抱えています。2022年1月に渡独したジョエルは、すぐにドイツ国際平和村施設の生活に慣れ、アフガニスタン、アンゴラ、タジキスタン、そして、ウズベキスタンの友だちとも打ち解けました。

ジョエルは、ウガンダの南東部にあるジンジャというナイル川沿いの都市から来ました。彼の母親が重い病気を患っているため、ジンジャの養護施設で兄弟姉妹と一緒に過ごしていました。この養護施設には、様々な理由から保護されなければストリートチルドレンになっていたであろう子どもたちが生活しています。この施設では安全で愛情あふれる日々が提供されています。子どもたちは学校や職業訓練学校に通うことができ、将来は自立して生活できることが目標です。

ウガンダでも、コロナ・パンデミックの影響を大きく受けています。ウガンダの子どもたちは、ほぼ2年ほど学校へ通うことができませんでした。これは世界中でも稀にみるとても長いロックダウンです。近日中にようやく学校が再開する予定です。長く続いた学校閉鎖による影響は、今後様々な分野に及ぶだろうと予想されます。この国の教育分野の進歩は、また元に戻ってしまいました。そのような中、この養護施設では、ノートパソコンを利用して、授業を続けてきました。そのため、施設の子どもたちは、よりよい未来に向けて努力し続ける機会を得ることができていました。

ウガンダでは、安全で健康的な未来が確保されているわけではありません。ケニア、南スーダン、タンザニア、ルワンダ、コンゴ民主共和国と国境を接する東アフリカのこの国は、世界で最も貧しい国の一つです。人口の多くは農村部に住み、そのほとんどが農業に依存しています。ウガンダ北部では、1987年以降、準軍事的な軍隊による暴力的な反乱があり、彼らは一般市民に対する残虐行為を繰り返しました。ウガンダの多くの人々、特に子どもを誘拐して、兵士にしたのです。

20年以上続いた反乱は、ウガンダの発展を一世代分、後退させたと言われています。最近になって、ウガンダはようやく少し発展してきたのです。キガリやカンパラのような大都市では、基本的な医療も受けられますが、地方では基礎医療を受けることはまだ困難です。

11歳のジョエルは、ウガンダでは適切な治療を受けることができません。2022年1月17日(月)、ジョエルは愛情を込めて詰めてもらった旅行カバンを持って、ドイツに到着しました。今後、ドイツで必要な治療を受けることになります。

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