「ダンケ、フリーデンスドルフ!(平和村、ありがとう!)」 -お別れパーティが開催されました!
暖かい日差しがドイツ国際平和村施設に差す中、子どもたちの発表が始まりました。
アンゴラ出身の子どもたちが故郷の歌を披露したり、ドイツの童謡を様々な国から来た子どもたちが揃って歌ったり。スタッフがアンゴラ出身のマニュエルと一緒に、歌「Zuhause ist dort wo deine Familie ist(家族のいるところが帰る場所)」を披露した時は、他の子どもたちも拍手喝采でした。ドイツ国際平和村の子どもたち、特にもうすぐ帰国できる子どもたちは感情が入り、この歌のサビの部分を一緒になって歌っていました。
毎回のお別れパーティでは、スタッフの発表で第一部が終わりますが、今回はサプライズがありました。アンゴラ出身のアデリーナと数人の女の子達が、スタッフやボランティアたちを舞台に呼び、感謝の言葉を述べ始めたのです。「ドイツに来たときは病気やケガを抱えていました。そして、今は元気になってもうすぐ家に帰ります。関わってくれた全ての人々に感謝します」と言いながら、子どもたちが描いた2枚の絵をプレゼントしました。これ以上インターナショナルな絵はないだろうというくらい、子どもたちの母国の国旗に加え、たくさんのハートやバラが描かれていました。「私たちが家に帰ってもこの絵を見てまた思い出してね。」 その場にいた全てのスタッフの涙腺がかなりゆるくなってしまいました。
このお別れパーティは、子どもたちの大好物である「ピザ」の登場で締めくられました。様々な国々出身の子どもたち皆で、大好きなピザを楽しみました。
写真:ドイツ・オーバーハウゼン市の平和村施設で開催されたお別れ会にて
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