カンボジアから現地報告
ドイツ国際平和村代表ビルギット・シュティフターと広報スタッフのクラウディア・ペップミュラーが現地プロジェクトの視察のため、カンボジアに滞在しています。現地からの報告を定期的にお知らせします。
【2025年3月14日 カンボジア・カンポット】
2011年、ドイツ国際平和村は、カンポット近郊にも基礎健康診療所を建設しました。このあたりはコショウで有名な地域です。ここで助産師のニモールさんと会うことができました。彼女は、以前から使用していた分娩用の椅子が壊れて使用できなくなった際には、それまで使用していた金属製のものではなく、丈夫な木製の分娩椅子を作ってもらったそうです。木製の椅子は部屋を暖かくするだけでなく、出産する女性にとってより快適です。ニモールさんは新生児のサイズを測るための木製の測定器もみせてくれました。
2011年、ドイツ国際平和村は、カンポット近郊にも基礎健康診療所を建設しました。このあたりはコショウで有名な地域です。ここで助産師のニモールさんと会うことができました。彼女は、以前から使用していた分娩用の椅子が壊れて使用できなくなった際には、それまで使用していた金属製のものではなく、丈夫な木製の分娩椅子を作ってもらったそうです。木製の椅子は部屋を暖かくするだけでなく、出産する女性にとってより快適です。ニモールさんは新生児のサイズを測るための木製の測定器もみせてくれました。
ニモール出産に立ち会うだけではなく、研修プログラムの一環として、これから助産師になる15名の学生たちに自分の技術を教えています。
【2025年3月12日 カンボジア・コンポンスプー】
昨日、首都プノンペンからコンポンスプー州へ移動しました。この地区で幼稚園建設を資金援助する予定になっています。この地区に住む多くの大人たちが様々な理由で教育を受けられませんでした。そのため、教育機関を通じて子どもたちが幸せな未来を手にすることを強く望んでいます。
【2025年3月10日 カンボジア・プノンペン】
ドイツ国際平和村が、カンボジアでの現地プロジェクト活動として、基礎健康診療所建設を始めたのは約20年前のことです。当時、開所した基礎健康診療所が数年で閉鎖しませんようにと祈る思いでいましたが、現在も引き続き現地のスタッフたちにより運営が続けられています。この日、首都プノンペン近郊にある1か所目となる基礎健康診療所を訪ねました。この基礎健康診療所へは事前に連絡をしておらず、サプライズでの訪問でしたが、20年前の開所当時からいるスタッフにすぐに気がつかれてしまいました!
基礎健康診療所のスタッフたちは忙しい診療時間にもかかわらず、私たちの訪問を心から喜んでくれ、近年増築された建物も含め、すべての施設を見せてくれました。さらには、世界保健機構(WHO)の規準に沿った予防接種プログラムが実施されている様子も見学することができました。この基礎健康診療所では、持続可能な活動が続けられています。
【2025年3月9日 カンボジア・プノンペン】
3月8日(土)に、カンボジアに到着しました。空港を出てすぐのところに「Thanks Peace」と書かれた大きな青い看板が目に飛び込んできました。ここカンボジアでは「平和」への想いがとても強いことを意識させます。
カンボジアは、近年、気候変動の影響を多く受けています。ドイツ国際平和村が20年近く支援しているカンボジア・プノンペンのComped Home幼稚園も何度も大雨の被害を受けました。この幼稚園には、ゴミ山から生きる糧を得て生活している家族や貧困層の子どもたちが通っています。ドイツ国際平和村は、子どもたちがこれからも通い続けられるよう、幼稚園の建っている土地自体を少し高台にし、排水システムを拡張し、大雨に耐えられるよう改築しました。
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