ドイツ国際平和村は、新しい現地プロジェクトを開始します！
「食べるもの、活動することを生み出す。」 ドイツ国際平和村が、アフガニスタンで新たに始めた現地プロジェクト「養鶏」の基本的な指針です。今年５月中旬、アフガニスタン北部のバグラン州は、暴風雨と洪水の被害を受け、多くの人が全てを失いました。ドイツ国際平和村は現地プロジェクトを通して、この地域の５００世帯に、鶏を提供します。一家族につき９羽の雌鶏と１羽の雄鶏に加え、餌、水分供給器、夜間に捕食動物から鶏を守るケージも同時に提供する予定です。
アフガニスタン国民の大部分の人々は、海外からの食糧援助に頼らざるを得ない状況で、それでも、十分な栄養をとれず、飢餓に苦しんでいます。特に子どもたちの状況は非常に厳しいです。ドイツ国際平和村は、バグラン州での自然災害発生直後、即座に５つの緊急医療支援セットをこの地域に届ける手配をしました。また、他の団体との共同出資により、乳幼児用の粉ミルクや子ども用シリアルも届けました。
これらの自然災害地への現地プロジェクト活動では、迅速に必要とされる緊急支援がありますが、この「養鶏プロジェクト」は、長期的な視野で人々の助けになることを目指しています。養鶏プロジェクトを通し、各家庭の自給をまかなうために必要な鶏卵を得ることができるようになります。また、量に余裕が出てきたら販売したり、他の食糧品と交換するために活用されます。鶏卵には、重要な栄養素が含まれているため、エネルギー量をより必要とする成長期の子どもたちにとって、特に重要な食品です。
Schreibe einen Kommentar