カンボジアからの報告

カンボジア・現地プロジェクト活動

カンボジアの現地スタッフであるチャオ・キム・ヘング氏より、カンボジア現地プロジェクト活動の報告がありました。

【2024年8月29日 カンボジア南東部】
2017年に30軒目の基礎健康診療所がカンボジア南東部・Chup地域に開所しました。この基礎健康診療所は、近隣村民を対象にしており、8年足らずで急速な発展を見せ、すでに地元の人々により拡張工事もされました。この拡張された診療所では、ケガをした際の初期治療が可能で、大きな病院に搬送するための準備ができます。

この基礎健康診療所は、現在、改修工事が行われており、ワクチンを保管するコンテナの入れ替えがされています。既存のコンテナはガスで冷却されていましたが、新しいコンテナは、冷蔵庫に置き換えることが可能になります。それにより、継続した冷却とワクチンの保存が確保できます。非常用発電機も、停電時に最大4日間ワクチンを保存することが可能です。

【2024年8月24日 カンボジア・トボンクムン】
2018年に開所したカンボジア・トボンクムンにある基礎健康診療所です。
カンボジア保健省は、昨年初旬より9歳以上の女児全員に子宮頸がんの予防接種を受けるよう命じています。基礎健康診療所では、これら予防接種が受けられるようになっています。また、浄水用の粉末も無料で提供しています。雨季には、トラ蚊やマラリアの蔓延を防ぐため、この浄水はとても重要です。電力供給が確実でないため、写真にある32件目の基礎健康診療所の分娩室にはソーラー照明を設置しています。

【2024年8月23日 カンボジア・シェムリアップ】
2002年、ドイツ国際平和村の現地プロジェクト活動として、カンボジアに1軒目の基礎健康診療所が開所しました。カンボジアでの現地プロジェクト活動の目的は、遠隔地における医療供給の向上です。世界保健機構(WHO)の基準に沿った予防接種プログラム、妊娠や衛生に関するアドバイス、産科医療に加え、小さな手術も行うことができます。
写真は3日前に撮影されたものです。カンボジアの北西部に位置する7軒目の基礎健康診療所です。ここには老若男女を問わず、毎日たくさんの患者が通い続けています。7軒目の基礎健康診療所は18年前に建てられ、大切にされてきました。地元の人々や当初からそこにいる医師は、この基礎健康診療所を拡張し、診察室と分娩室の拡大を実現させました。現在、ドイツ国際平和村が支援して建設した基礎健康診療所はカンボジアに42軒あります。

【2024年8月21日 カンボジア・バッタンバン】
ドイツ国際平和村は、カンボジアで貧困層とよばれるゴミ山で生活の糧を探し生活する家族の子どもたち、小規模農家の子どもたち、日雇い家族の子どもたちの支援を続けています。その支援活動の中に、プノンペン市での幼稚園プロジェクトとバッタンバン市でのサーカスプロジェクトがあります。プログラムには食事の時間も含まれていて、子どもたちが喜ぶ温かい食事がでてきます。

【2024年8月19日 カンボジア・バッタンバン】
カンボジアの現地スタッフから写真が届きました!
「共に遊び・学び・育つ」
これはカンボジア・バッタンバン市で支援しているサーカスプロジェクトのテーマです。先日、このプロジェクトで行っているサーカス発表会の様子がカンボジアから届きました。このサーカスプロジェクトには、普段ゴミ山で生活する子どもたちも参加していました。子どもたちは自信に満ちた様子で観客を驚かせる発表をしてくれています。

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