キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン

中央アジアへ現地入りしているスタッフからの報告

【2024年6月5日 タジキスタン】

数時間後には、ケガや病気を抱えた6人の子どもたちと空港に向かい、タジキスタンの首都ドゥシャンベからデュッセルドルフに戻ります。この6人の子どもたちとそれぞれの家族との別れはつらいですが、皆、ドイツで治療を受けられることを喜んでいました。

【2024年6月3日 タジキスタン】

6月1日にタジキスタンに到着しました。タジキスタン国内のいくつかの都市で面会を行いました。面会にやってきた多くの子どもたちとその家族に、ドイツでの治療援助の約束はできませんでした。しかしながら、母国タジキスタン内で援助ができます!ドイツ国際平和村は、タジキスタン現地パートナー団体が進めているプロジェクトを長年資金援助しています。このプロジェクトでは、首都ドゥシャンベにある施設で、母親たちが心身の働きに制限がある子どもたちへの対応の仕方などの講習を受けることができます。このプロジェクトの様子を見学し、母親の大きな愛と力を感じました。

【2024年5月29日 ウズベキスタン】
5月26日の日曜日に、ウズベキスタンに入りました。こちらは夏のような気温です。滞在初日の数日で、首都タシケントとその近郊に住む子どもたちとその家族の面会を行いました。その後、電車で南東方面にあるカルシーへ向かいました。当市の小児病院の大きなホールにて、2日間、面会を行いました。この面会のために6時間かけてやってきた家族もいます。
タシケントとカルシー、両市での面会を通し、ドイツでの治療を通して援助できる可能性がある子どもたちの情報を得ることができました。
ウズベキスタン滞在の最終目的地は、サマルカンドです。面会と並行して、援助物資の受け渡しもします。また、子どもたちの母国における手術プロジェクトのうち心疾患を抱えた子どもたちへの手術プロジェクトも見学します。ドイツ国際平和村は、この心疾患の子どもへの手術プロジェクトを2015年から支援しています。

【2024年5月27日(月)ウズベキスタン】
ドイツ国際平和村スタッフが、前日キルギスからウズベキスタンに移動しました。ウズベキスタンでは、治療を終えた子どもたち3人が無事帰国でき、家族との再会を果たしました。これから、ここウズベキスタンでもケガや病気を抱えた子どもたちの面会を進めていきます。

【2024年5月25日(土)キルギス】
5月22日(水)より、ドイツ国際平和村スタッフがキルギスを訪れています。現地では、ケガや病気を抱えた子どもたちとその家族との面会や現地プロジェクト視察が予定されています。今日までに、様々な疾患を抱えた130人以上の子どもたちの面会をしました。数週間前までアンゴラの現地でも面会をしていましたが、アンゴラで多く見た骨髄炎を患った子どもたちの数は少なく、キルギスでは泌尿器系疾患を多く目にします。泌尿器系の治療はキルギスでは困難で、ドイツでの治療が必要です。

アエリナは、母国キルギスへの帰国数日前、目をきらきらさせながら、「帰国できるんだ!」と報告してくれました。彼女の主治医が、治療が終わり、帰国できることを約束してくれたとのことでした。
2024年5月22日(水)、ようやくその日がやってきました。ドイツ国際平和村のスタッフであるビルギット・ヘルムート、フオン・トルオン、マックス・モーアの付き添いの元、家族の待つキルギスへ帰国することができました。今回ドイツ国際平和村スタッフはキルギス、ウズベキスタン、タジキスタンで、ケガや病気を抱える子どもたちとの面会や現地プロジェクト視察を予定しています。

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