コロナ・パンデミック禍での訪問リハビリ!
今、まさに支援を必要としている人々への援助活動。タジキスタン現地パートナーは、長年、ドイツ国際平和村と現地の人々への橋渡しの役割を果たしています。支援物資や食料品をタジキスタンの人々へ確実に届けるだけでなく、2016年からは、理学療法を必要としている貧困層の子どもたちへ、ドイツ国際平和村の現地プロジェクト活動として理学療法の場を提供しています。2019年からは、「訪問リハビリ」も行っており、子どもを支える親へ対応のアドバイスもしています。現在コロナ禍ではありますが、この現地プロジェクト活動によって、子どもたちが理学療法を受けることが可能になっています。
ドイツ国際平和村スタッフがタジキスタンへ現地入りし、子どもたちやその家族と面会するたび、援助の必要性を実感します。子どもたちの症例は、ドイツでの医療援助を提供する対象とはなりませんが、現地プロジェクト活動を通し、援助を提供することができています。「厳しい冬が過ぎ、このプロジェクトが再開されたことを嬉しく思っています。理学療法を必要とする子どもたちとその家族の日々の生活に大きく貢献しています」と、タジキスタン現地パートナーのザファ・ヨロフ氏が報告しました。
タジキスタンは中央アジアの中で最貧国の一つと言われています。そして、コロナ・パンデミックは、以前から生活難にある人々をより苦しめています。多くの人々にとって生活に必要なものが足りていません。ドイツ国際平和村の活動の一つ「パケット・アクション」を通し、厳しい冬季に基礎食品となる保存食などを人々へ届けることができています。現地パートナー団体からの書面には、感謝の言葉がまた寄せられていました。「タジキスタンの人々を代表し、コロナ禍にあっても継続して届く支援に心から感謝します。昨年のパケット・アクションや、基礎食品と衛生用品の支援は、多子家族や生活難にある家庭にとって大きな支援となりました。ありがとうございます!」
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