カンボジア・現地プロジェクト活動

カンボジアの人々へ医療支援物資を届けました!

カンボジアでは、コロナ感染が再拡大し、さらに厳しい規制が出されています。そのような中、ドイツ国際平和村・現地パートナースタッフの・チャオ・キム・ヘング氏が、コロナ・パンデミック禍で困窮している人々へ医療物資を届けました。

ヘング氏は、手袋、消毒液、医療用マスク、そして体温計などの医療物資を届けるため、トゥボーンクモム州にある保健省、ドイツ国際平和村の支援で建設された子ども病棟のあるラメアスヘック病院、そしてプレイベーン州ピアムコアー郡にある産婦人科病棟など、カンボジア国内を移動しながら、支援物資を届けました。妊婦や新生児に付き添う産婦人科病棟の看護師は、これらの医療支援物資を心から喜んでおり、ヘング氏自身、「新生児とその母親の笑顔を見た瞬間、コロナ・パンデミックをひと時忘れることができた」と話しています。

基礎健康診療所による医療供給

ヘング氏は、プレイベーン州にある37か所目の基礎健康診療所にも立ち寄り、この診療所にも医療支援物資を届けました。

カンボジアでは現在、39か所目となる基礎健康診療所を北東部トゥボーンクモム州に建設中です。この基礎健康診療所が完成すると、近隣9つの村に住む7,300人の住民へ、基礎医療を提供できます。基礎健康診療所の運営は現地の人々で行われ、妊婦検診、出産立ち合い、衛生アドバイス、そして、世界保健機構(WHO)の基準による予防接種が可能になります。舗装されていない砂利道に加え、雨季には移動が困難になる道のりを20キロ移動しなければ、医療を受けることができなかった人々が、この基礎健康診療所の完成により、自身の住む地域で基礎医療が受けられるようになります。

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