人道援助活動に対する新たな試練
ドイツ国際平和村は、毎月8月、アフガニスタンや中央アジアの子どもたちへの援助飛行を実施しています。1年前の2019年8月には、ケガや病気を抱えた子どもたち96名が、チャーター機でデュッセルドルフ空港に到着し、78名の治療を終えた子どもたちが復路便で母国の家族のもとへ帰ることができました。今年は、残念ながら出入国にあたっての防疫措置やそれぞれの国での行動制限があり、通常の援助飛行は不可能です。新型コロナウイルスによるパンデミックで、ドイツ国際平和村の活動は大きく制限され、人道援助活動に対して新たな試練に向き合うことになりました。7月末には、治療を終えたタジキスタンの子どもをなんとか母国へ帰すことができました。他国から来ている子どもたちも同様に、家族との再会が可能になるよう、方法を探り、状況を見守っています。現在のところ、アフガニスタンから来ている子どもたちの帰国を9月に予定しています。
写真:ウリ・プロイス
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