ゴミ山で生活する子どもたちへの影響

ゴミ山で生活する子どもたちへの影響

新型コロナウイルスCOVID-19の感染が世界中で広がり、人々の日常に影響が出ています。

多数の感染が判明している中国やイタリアなどのニュースが頻繁に報道されていますが、ドイツ国際平和村が現地プロジェクト活動を進めている国々でも、新型コロナウイルス感染拡大により、人々の生活は大きく制限されています。

ドイツ国際平和村は、現地プロジェクト活動としてカンボジアへの支援を行っています。カンボジアでの現地プロジェクト活動は、ゴミ山から生活の糧を得ている家族の子どもたちに向けた様々な社会支援プロジェクトの推進です。その中に、プノンペンでの「幼稚園プロジェクト」と「サーカスプロジェクト」があります。通常、このプロジェクトに参加している子どもたちには、施設内で温かい昼食が提供されます。しかしながら、今回の世界的に広がった新型コロナウイルスの感染拡大を受け、施設が一時閉所となり、子どもたちが温かい食事をとる機会もなくなってしまいました。カンボジアでは、4月20日まで幼稚園から大学まで教育関連施設を休校としました。また、バッタンバンでのサーカスプロジェクトでは、ゴミ山で生活する子どもたちが、その生活から離れ、別の活動をする機会を提供したり、ゴミ山の生活以外へ目を向けるきっかけを与えていましたが、ここも感染拡大の影響を受けています。余暇活動や週末の活動も行うことができません。施設の近隣で生活している子どもたちは、まだ、施設内の衛生設備を使用することができ、清潔でとても価値のある水を手にすることができます。カンボジアでは、この清潔な水を手にできることは当然なことではありません。

世界的な現状から、このプロジェクトを一時中断する処置は必要不可欠ですが、ドイツ国際平和村・カンボジア現地パートナーのヘング氏は、恒常的に生活に苦しむ人々をより困難な状況に追い詰めているこの事態をもどかしく思っています。「ゴミ山で生活する子どもたちも、現在、自宅待機しなければなりません。私たちが想像する『自宅』という言葉の意味とは異なる場所である『ゴミ山』で、子どもたちは一日中待機するのです。子どもたちにとっての家は、本来は幼稚園とサーカスプロジェクトができる場所なのではないでしょうか。」とヘング氏は断言しました。

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