目を輝かせて過ごす時間 ‐平和を願うパーティにて‐

目を輝かせて過ごす時間 ‐平和を願うパーティにて‐

子どもたちは、待ちきれない様子でプレゼントを開けようとしています。包み紙から出る音が部屋中に広がりました。「お人形をもらったよ!」とタジキスタン出身のオイシャ(7歳)は満面の笑顔で言いました。彼女はずっとお人形が欲しかったのです。アフガニスタン出身のハメッド(9歳)は、自慢げに飛行機モデルを持ち上げながら、「元気になったら、こういう飛行機でおうちに帰るんだ!」と喜んでいました。ドイツ国際平和村の施設では、毎年12月30日に、平和を願うパーティ「フリーデンスフェスト」を開催しています。

このパーティは、薄暗くなってきた夕方から始まり、小さな子どもたちがここ数週間、一生懸命練習してきた歌とダンスで始まりました。スタッフ、ボランティアスタッフ、インターン生たちも、子どもたちが喜ぶ出し物で参加し、このパーティを盛り上げました。発表プログラムの後は、おいしいピザが夕食で、子どもたちはこのピザやデザートも満喫しました。

夕食の後、子どもたちは、色とりどりの手作り提灯を持って、施設内にある通り「Rua Hiroshima(ヒロシマ通り)」に明かりをともしながら、平和を願って行進しました。そこは、通りの名前が示すように、平和を意識する場所です。この場所では、広島と長崎に投下された原子爆弾の被害、そして、戦争が引き起こす結果を忘れてはならないという気持ちを思い起こします。紛争や危機的状況下で育った子どもたちは、戦争による影響を十分に知っています。ドイツ国際平和村の施設では、治療のためにやってきた子どもたちは、お互いを想い、平和に生きることを体感します。「戦争と暴力の犠牲になった無実の子どもたちが、平和を願って行動を起こしていることに感動します。この感覚を母国に持ち帰り、経験を活かしていってくれることを願います。同時に、私たち大人は、平和を維持するという責任を再認識しなければなりません。」とドイツ国際平和村代表のケビン・ダールブルフが強調します。

パーティの夕べの最後は、お待ちかねのプレゼントの時間です。子どもたちは、きれいな紙に包まれたプレゼントを開け、その中にあった新しいおもちゃに喜び、大切に抱きかかえていました。プレゼントを開ける子どもたちの目は、世界中どこでも、光輝いています。

2019年、様々な形でドイツ国際平和村を支援してくださった皆様に、この場をお借りして、心より御礼申し上げます。2020年、健康で幸溢れる平和な年になりますように!

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