多様性ある寛容な社会へ 

多様性ある寛容な社会へ ドイツ国際平和村平和教育活動

ドイツ国際平和村は定款に、「すべての人々の平和的な共生に寄与し、人々の人道的・社会的意識を

高めること」を活動目的として記しています。ドイツ国際平和村は平和教育部門の活動として、民主主義の価値、その基本的な価値の維持を次の世代に伝えていく活動も行っています。

この基本的な価値が大事にされず、不寛容と敵意が優位に立ち、多様性や実直さが自明のことでなくなりつつある時に、ドイツ東部ハレで起こったような残忍な行為が発生します。また、健全な民主主義創っていくはずの多様性や実直さといった価値観は、無知や、自分たちの文化や国から離反するものと解釈され、人間性や社会的共生が焦点から外されてしまいます。しかしながら、民主的な社会では、個々の人間の尊厳は宗教や出自に関係なく、独立した個が民主的社会を構成していく基盤となっていくのです。

ドイツ国際平和村の平和教育部門は、グループで参加する若い世代の人々の視野を広げ、また、政治に参画できるように民主主義を分かりやすく伝えるセミナーを提供しています。ドイツ全体で行われているプロジェクト「OPENION-確固たる民主社会のための教育」の一環で、12歳から17歳の青年たちが、反ユダヤ主義や環境保護といったテーマに取り組んでいます。流行歌の歌詞やプラスチックごみについてなど彼らの日常にある実例をもとに、「政治が、日常生活に深く入り込んでいること、そして自らが参画できること」を学んでいきます。

2019年10月9日に起こった事件は、このような活動が重要であることを示しています。持続可能かつ平和と公正に向かう教育活動によってこそ、ゆるぎのない寛容な民主社会が構築されていきます。そして、今日の子どもたちが、明日の政治を担う大人になっていくのです。

 

 

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