17年にわたるウズベキスタンへの支援活動

17年にわたるウズベキスタンへの支援活動

4月14日(日)、ドイツ国際平和村スタッフのケビン・ダールブルフと

レベッカ・ヴェンツェルが、ウズベキスタンへの訪問・視察を終え、ドイツに戻りました。7日間にわたり、ドイツ国際平和村が現地パートナー団体「Soglom Avlod Uchun(健康な世代のための基金)」と協力して行っている様々な現地プロジェクト活動の視察を行いました。また、チャーター機による援助飛行の際に渡独する子どもたちを決めるために、ケガや病気を抱えた子どもたちやその家族と面会を行いました。

ドイツ国際平和村の子どもたちは、家族のもとを離れ渡独し、治療を受けています。子どもたちは治療を終え、元気になり、家族のもとに帰ることを待ち望んでいます。この度、2歳、11歳、12歳の男の子3人は、治療を終え、8月に予定されている援助飛行を待つことなく、母国の家族のもとに帰国することができました。「3人の男の子は治療が終わっているので、この子どもたちは、これ以上、家族、母国、自身の文化から離れて生活する必要はありません。予定よりも早く家族のもとに帰れることを喜んでいる子どもたちの姿を見て、私たちも大変嬉しくなりました。」と、レベッカ・ヴェンツェルが言います。

ドイツ国際平和村スタッフは、ウズベキスタンの各地で、約200人のケガや病気を抱えた子どもたちとその家族と面会を行いました。「喜ばしいことに、私たちは面会を行った子どもたちの多くに、渡独する必要がないことを伝えることができました。ウズベキスタンでは現地プロジェクト活動が進んでいて、最近では子どもたちが、家族のもとを離れずに母国で治療を受けることができるようになったからです。現地プロジェクト活動が進み、現地の医療システムが改善していることを、私たちは大変嬉しく思っています。」と、ドイツ国際平和村副代表ケビン・ダールブルフが言います。今回、現地パートナー団体代表のジョマボイ医師の同行のもと視察を行ったのは、心臓疾患手術プロジェクトと口唇口蓋裂治療プロジェクトです。これらの現地プロジェクトは、ドイツ国際平和村が資金援助を行っています。視察を行った病院の一軒では、子どもたちの家族にも出会いました。「言葉の壁はありましたが、子どもたちの家族がお礼を伝えようとしてくれていることは十分伝わってきました。ドイツ国際平和村の活動の大切さを改めて実感しました。」と、ケビン・ダールブルフとレベッカ・ヴェンツェルが口をそろえて言います。

今回訪問した町サマルカンドでも、現地入りしたスタッフ2人にとって素敵な出会いがありました。治療のために以前ドイツ国際平和村で滞在したことのある「かつての子ども」と、偶然が重なって再会できたのです。イノヤトゥラは13年前に、治療のため、ドイツに滞在していました。「交通事故で、私は左足を失ったと思うほどの重症を負いましたが、ドイツで治療を受けることができました。また、自分の将来の夢もはっきりと持つことができました。」と、イノヤトゥラが言います。若く立派な青年になった彼は現在、ウズベキスタンで医師として母国の医療に貢献をしています。「イノヤトゥラと再会した時、彼はドイツ国際平和村の援助によって治癒できたことへお礼を伝えてくれました。ドイツ国際平和村の施設で過ごした時間は、今も大切な思い出になっているようです。彼がよく覚えていることで、現在まで引き継がれている食事前の習慣が話題になりました。食堂で子どもたちが手をつないで、皆で『フリーデン!(平和!)』と言っていたことが、彼の記憶に強く残っているようでした。」と、現地入りしたスタッフ2人が報告しました。

背景:
ドイツ国際平和村では、年に2回行っているアフガニスタンとその周辺諸国への援助飛行を行っており、ケガや病気を抱えた子どもたちに、ヨーロッパにおける治療の機会を提供しています。この治療援助を、ウズベキスタンの子どもたちへは2002年から続けています。2003年からは、ウズベキスタンでの現地プロジェクト活動を開始しました。その活動により、現在までで約5600人の子どもたちが、渡独する必要なく、母国の家族のもとで治療を受けることができました。最近開始した現地プロジェクトは、緊急に必要な心臓の手術を子どもたちに提供するもので、2015年より行っています。

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