紛争や危機に瀕した地域から、ケガや病気を抱えた子どもたちがドイツに到着しました

紛争や危機に瀕した地域から、ケガや病気を抱えた子どもたちがドイツに到着しました

8月19日(日)夕刻、中央アジアとコーカサス地方の6カ国から約90名のケガや病気を抱えた子どもたちが

デュッセルドルフ空港に到着しました。アフガニスタンとその周辺諸国の子どもたちへの援助飛行は、今年に入って2回目です。子どもたちを乗せたチャーター機は、タジキスタンから、アフガニスタン、ウズベキスタン、ジョージアを経由して、ドイツに到着しました。

2017年5月に、カブールのドイツ大使館がテロの被害を受けたため、ちょうど1年前にあたる2017年8月には、ドイツでの治療を必要としているアフガニスタンの子どもたちの渡独に必要なビザを発給できず、支援することができませんでした。。そのため、ドイツで治療を終えて元気になった子どもたちの帰国についても帰国方法を再考しなければなりませんでした。話し合いの末、治療を終えた子どもたちは、チャーター便を使用せず、路線便でそれぞれの母国へと帰国していきました。

ドイツ国際平和村代表トーマス・ヤコブスは、外務省との何か月にもわたる交渉の結果、今回アフガニスタンの子どもたちのビザ発給への解決策を見出すことができ、安堵しています。 今回の援助飛行は、ドイツ国際平和村があらゆる力を使い果たし、遂行が可能になりました。 「今回の78回目の援助飛行には、普段より高い費用がかかりました。それでも、私たちはケガや病気を抱えたアフガニスタンの子どもたちにドイツでの治療支援を提供するという決定をしました。子どもたちの命はお金でははかることができないですから。」と、ヤコブスは言います。空港に到着した子どもたちの中でも緊急性をようする子どもたちは、ドイツ赤十字社とバイエルン赤十字社提供の救急車に乗り、ドイツ各地の病院へ直接入院します。その他の子どもたちは、オーバーハウゼン交通局のバスに乗って、一度ドイツ国際平和村施設までやって来て、入院までの日を待ちます。8月21日(火)には、おおよそ90人の治療を終えた子どもたちが、ドイツ国際平和村のスタッフとともに母国にいる家族のもとに帰ります。このような支援は、デュッセルドルフ空港、赤十字社、オーバーハウゼン交通局、そして日本から様々な形で支援してくださっている皆様のおかげで、行うことができます。。皆様お一人おひとりにへ心より感謝申し上げます。

 

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