ドイツ国際平和村は、Begegnungsstätte 「出会いの場」を通して、学ぶ場所を提供しています。ここでは、プログラム参加者たちが、平和教育部門のモットーである「自分の周りの世界から視野を広げる」ということを、体験することができます。彼らは、ドイツ国際平和村の活動を知り、紛争地域や危機的状況にある国の子どもたちと交流をします。その上、セミナーやワークショップを通して、平和教育、開発政策、異文化交流、そしてグローバルな考え方についての情報を得ることができます。

ドイツ国際平和村の子どもたちと直接、交流することで、他国や多文化、人道問題や社会問題に対する、参加者の意識を高めたいと考えています。特に、戦争、平和、それに人権というテーマに関しての意識です。グループの責任者からの報告によると目的は果たせているようです。

「出会いの場」には、年間約１００のグループの訪問があります。ドイツ国内のみならず、日本、イタリア、そしてオーストリアからも参加があります。この「出会いの場」という施設は、４０名まで宿泊可能です。六人部屋が１つ、四人部屋が４つ、二人部屋が６つ、一人部屋が６つあります。室内設備は簡素なもので、全ての部屋には、トイレとシャワーがついています。

１階には、小さな会議室が１室とセミナールームが２室、加えて給湯室があります。セミナールームでは、ホワイトボード、ビデオ、音響設備もあります。宿泊の際は、朝食・昼食・コーヒー・お茶、そして夕食を準備することができ、希望によっては、ベジタリアン用の食事も準備できます。食事の持参は、禁止しています。